Page2-5.出演者紹介    白井さちこ - Sachiko Shirai -

世界会議が出来るまで、page2では出演者の紹介をいたします。
 5人目は白井さち子さん。世界会議ではマザーテレサ役をつとめます。 













インタビュー

 
━━━ ダンスをはじめたきっかけはなんですか
運命に導かれて・・・というか子どものころからバレエをやっていたので、舞台に立つ以外の選択肢を自分が持っていなかったですね。どうやったら舞台に立ち続けていられるのか?どうやったらプロになれるのか?それしか考えていませんでした。
 
━━━ 小池作品の魅力について教えてください
全ての世界が詰まってるとこですかね。自分の好きな部分にフォーカスして見るのもアリだと思います。
基本的におかしな人しか出てきません。そしておかしな部分が異常に突出してたりする。笑うもよし、自分と重ねて気分良く昇華してしまうのもありかと。
 
━━━ 世界会議の見どころについて教えてください
根底には重いテーマが流れてますが表面的には重さは感じられないような軽さと明るさ。
浮かれているうちにいつの間にか喉元に刃を突きつけられているようなそんな恐怖を感じるかもしれません。でも、どうかその中に光、希望を見出してください。
 
━━━ 演じる役の偉人についてどう思いますか
私は仏教徒なので、正直キリスト教的考え方、ローマカトリック教会の在り方には少々疑問があります。
イカサマ的な印象は免れなくはないです。
 
━━━ 役作りをするうえで苦労したことや取り組んでいることがあれば教えてください
小池さんからもらったキーワード「なぜマザーテレサはあんな顔つきになっているのか?」彼女がやってきたことや成してきたことも文献上では読みましたが、「あの顔つき」からインスピレーションを膨らませて役作りをした部分が多くあります。
 
━━━ 昔の偉人と一人会えるなら誰とあってどんなことを話したいですか?
リジューのテレーズ
マザーテレサの名前の由来となりマザーテレサが敬愛したという人物。
カトリック教会が利権のために歪んでくる前の話が聞きたい。






白井さん演じるマザーテレサって?

世界で一番恐ろしい病気は孤独です。

 
 
カルカッタの修道女
マザー・テレサは18歳の頃から、修道女として暮らし始めた。1950年に「神の愛の宣教者会」を設立すると、修道会のリーダーとして"マザー"テレサと呼ばれるようになった。その後インド政府の協力でヒンズー教の廃寺院を譲り受けたテレサは「Kalighat Home for the Dying(死を待つ人々の家)」というホスピスを開設。以降、ホスピスや児童養護施設を次々に開設していく。
 
ノーベル平和賞を受賞するも。
それらの功績が認められ、1979年ノーベル平和賞を受賞するもテレサは授賞式の際にも特別な正装はせず、普段と同じく白い木綿のサリーと皮製のサンダルという粗末な身なりで出席した。賞金19万2000ドルは全てカルカッタの貧しい人々のために使われることになった。
 

 


■白井さち子
7歳よりクラシックバレエを始める。82年より6年間橘バレエ学校に在籍。牧阿佐美に師事。日本女子体育短期大学舞踊コース卒。在籍中、太田順造にパントマイムを師事。89年よりパパ・タラフマラに参加。以降パパ・タラフマラのほぼ全作品に出演。パパ・タラフマラ作品のメインパフォーマーのひとりとして活躍。ダンス講師としても精力的に活動。小池博史ブリッジプロジェクトの「銀河鉄道」、一連の「マハーバーラタ」2013年の第1章(カンボジア)、2014年の第2章(インド)2015年の第2.5章(東京)、2016年第3章(インドネシア)にも出演。