Cast & Staff

小池博史

演出・脚本・振付

小池博史

演出家・作家・振付家
「小池博史ブリッジプロジェクト」「舞台芸術の学校」代表
1982年パフォーミングアーツグループ『パパ・タラフマラ』設立。以降、全55作品の作・演出・振付を手掛ける。2012年5月解散。その後すぐに『小池博史ブリッジプロジェクト』を立ち上げ、創造性を核に創作・発信・教育を三本柱とした連携プロジェクトを展開中。アジア各地で18作品を創作。パパ・タラフマラ以外での演出作品も多数。演劇・舞踊・美術・音楽等のジャンルを超えた作品群を40ヶ国で上演。各国アーティストとの作品制作やプロデュース作品の制作、世界各地からの演出依頼公演、プロ対象・市民対象のワークショップを数多く実施。
著書として「ロンググッドバイ~パパ・タラフマラとその時代」(2011年、青幻舎刊)、「からだのこえをきく」(2013年、新潮社刊)、「新・舞台芸術論−21世紀風姿花伝」(2017年12月、水声社刊)、「夜と言葉と世界の果てへの旅―小池博史作品集」(2018年6月、水声社)がある。毎月1回、メールマガジンを発行中。

Cast

荒木亜矢子

荒木亜矢子

俳優/パフォーマー
早稲田大学第一文学部演劇映像専修卒業。P.A.I.(現・舞台芸術の学校)で学んだ後、パパ・タラフマラに所属。団体解散後はフリーランスとして舞台を中心に国内外で活動している。主な出演団体にCHAiroiPLIN、すこやかクラブ、時々自動、など。HKBPには『注文の多い料理店』、『世界会議』、『2030世界漂流』に続き4作目となる。身体に重きを置いた演劇的な作品に多く出演する一方で、朗読や吹き替え、スチールなど幅広く活動している。



池野拓哉

高校ラグビー部時代、プレー中に自分のフェイントで自分自身が騙されている事に興味を持ち、大学在学中ダンスに出会う。ふとしたはずみでスタジオSAIでの小池博史WSに参加した事をきっかけに P.A.I. (現・舞台芸術の学校)に入所。2002年大学卒業と同時にパパ・タラフマラにパフォーマーとして参加し、2012年の解散までほぼ全作品に出演。2014年から省エネ系パフォーマンスグループ『世界装置』のメンバーに加わる。
「無意識を意識すること」「表現すること/されてしまうこと」「持続可能性」をテーマに活動を続けている。
1979年生まれ。一橋大学社会学部卒業。

井上留美子

繊細さと強さを併せ持つヒーリングヴォイスで「天空の声」と呼ばれるシンガー、アーティスト。家族の死や東日本大震災をきっかけに魂の憧憬に呼び戻され、スクールカウンセラーから歌手へと転身。家業である米作りをしながら、歌と共にさらなる身体表現を探求し続けている。
幅広い音楽性と温もり溢れるMCで魅せるライブパフォーマンス、年齢や常識に捉われず夢を生きるその姿に、愛と勇気を受け取るファンも多い。
2018年2月公開 白鳥哲監督作品・映画『リーディング』挿入曲にヴォイスで参加
2018年4月 マキシシングルCD『Rebirth』をリリース。

熊谷知彦

学生時代に田中泯の舞台出演をきっかけに舞台活動を始める。栗田芳弘や吉田鋼太郎に演技を学んだのち、PAI(現・舞台芸術の学校)を経て、2002~2006年パパ・タラフマラに所属。その後NHK大河ドラマ「平清盛」、映画「抱きしめたい」などに出演。2017年よりサンプラーを用いたトークパフォーマンスを始める。2020年5月、シンガポールの演出家Tze Chien Chongによる四谷怪談をモチーフにした作品「OIWA」(@ヴィクトリアシアター)に出演予定。



櫻井麻樹

俳優、演出家、パフォーマー
「龍馬伝」「つばさ」「臨場」などの映像作品に出演。
最近では、韓国の俳優との共同公演「ちゃんぽん」in ソウル、プマシ国際演劇舞台芸術フェスティバルに慰安婦問題をテーマとしたパフォーマンス「Come, Hold My Hand」in ソウル、沖縄のりっかりっかフェスティバルではイタリアの演出家 ダヴィデ・ドーロ演出のパフォーマンスやジュリー・アン・スタンザック演出の『Dancing inner voice』にも出演し、さらにプレイバックシアターや児童演劇などにも参加するなど国内外問わず幅広い分野で活動中。

鶴家一仁

日本大学芸術学部演劇学科中退後英国ランバートスクールに留学。同校在学中にKerry NichollsやMark Baldwinなどの作品で主要な役を踊る。卒業後はピチェクランチェン演出「Toky Toki Saru」や扇田拓也演出「エリサと白鳥の王子たち」等に出演。2019年4月まではロンドンでTimeout誌に取り上げられたGingerline による「The Grand Expedition」にオリジナルキャストとして参加。
振付家としては2016年本牧アートプロジェクトでレジデンスアーティストを務め作品を発表するなど多岐にわたり活動している。


何をどうまとめればいいか、難しい。
初めて舞台に出演してから8年。自分のプロフィールが、それにまつわる記憶も合わさって全然まとまらない。とりあえず出てくる文字は、舞台芸術の学校P.A.I.と、パンチェッタ。今作の演出家の小池さんと出逢った場所と、2015年から出演し続けているパフォーマンス団体。この8年間もそれ以前も、細かく記せば他にもたくさんのことが起きている。それはこの作品を観る人もきっと同じだろうと思う。
出演する身としては、作品を思い思いに楽しんでいただけたらと思う。


森ようこ

2002年、演劇実験室◉万有引力に所属。以降、全作品に出演。『奴婢訓』ダリア役、『レミングー壁抜け男』影山影子役、『リア王』道化役等。外部作品にも精力的に参加。
主な外部出演作品に、『2030世界漂流』(演出/小池博史)、座・高円寺レパートリー『ピノッキオ』(演出/テレーサ・ルドヴィコ)、青蛾館『星の王子さま』『くるみ割り人形』(演出/スズキ拓朗)、MODE『城』『審判』『失踪者』(演出/松本修)、口笛洋燈『青のない絵本』(演出/伊藤彩香)等。



山﨑麻衣子

10歳より踊り始める。
バレリーナになるつもりが、日本女子体育大学でコンテンポラリーに出会い、裸足で踊る自由に目覚めてしまう。以降二見一幸、太田ゆかり、森下真樹、近藤良平振付作品や夏木マリ印象派など出演。横浜ダンスコレクション2010、Soeul Contemporary Dance Festival2017のファイナリストに選出されるなど、国内外のフェスティバルにも多数出演している。
心がからだを揺さぶり、からだが思考を突き抜ける、そんなしなやかな身体を日々目指す。



菅野真理子(演奏/出演)

マリンバ・打楽器奏者
仙台市出身。山形大学教育学部の打楽器科卒業、国立音楽大学大学院を打楽器専攻で修了。第56回TIAA全日本クラシック音楽コンサートで審査員賞を受賞。2018年には演出家小池博史による舞台『Strawberry Fields』に出演。また東日本大震災の復興支援活動も行っており、『復興三県!オトガヨロコブプロジェクト!!』の一員として、東北・関東で演奏活動を行い、2019年には東京国際フォーラムで開催された『復興応援・復興フォーラムin東京』などに出演している。


P.A.I.(舞台芸術の学校)2019年度生 出演者
野村京子
片桐晶子
中島雅子


STAFF

照明: 富山貴之
舞台監督: 黒田麻理恵
フライヤーデザイン: 梅村昇史
企画制作: 柴田佳恵、立花実咲

主催・制作:株式会社サイ/小池博史ブリッジプロジェクト
協力:公益財団法人セゾン文化財団
芸術文化振興基金助成事業