新・三人姉妹

イントロダクション

これがチェーホフ? これが「三人姉妹」??
ロシアの文豪チェーホフの名作を、斬新な切り口でお届けする爽快トラジック・コメディ。

小池の前カンパニー「パパ・タラフマラ」の代表作のひとつである『三人姉妹』(2005年初演)は、世界25ヶ国150ステージ以上での上演を果たすなど、非常に高い評価を受けた人気作。チェーホフの同名原作を全く新しい切り口で現代の悲喜劇として蘇らせた。原作者チェーホフの故郷であるロシアでも上演され、「こんな『三人姉妹』は見たことがない!」と熱狂的に迎えられた。
小池博史ブリッジプロジェクトの「新・三人姉妹」では、今を生きる現代の女性の姿を描く。ダンス・演技・音楽といったあらゆる身体表現を駆使し、3人の姉妹たちの生き様をシンプル、且つ大胆に演出した。

■レビュー(パパ・タラフマラ『三人姉妹』より)
小さなビルの一室から、リオの熱狂が沸出する。そこに魔術がある。踊り、歌い、挑発する肉の魔術だ。三人姉妹は笑い、叫び、脱ぎ、踊り、歌い、口を大きくあけて驚愕する。奔放なギリシアの三美神がそこにいる。原作が書かれてから100年後に、こんなにエロティックで破壊的でいとおしい姉妹たちが生まれようとは、チェーホフも想像だにしなかっただろう。
(港千尋/写真家・著述家)

いや僕ね、今まで色々な「三人姉妹」観て来たけど、こんな「三人姉妹」観たことない。「三人姉妹」のなかにこんなイメージがあったかっていうことが非常に驚いた。要するに現代的というのかな、つまり生きている女の体を持った「三人姉妹」、生きている女の人生、そういうのが、面白かった。チェーホフは閉鎖的なあそこに閉じ込められている女たちなんだけど。この女たちは出て行くな、きっと。
(渡辺保/演劇評論家)

フォト・ムービー

参加アーティスト

出演者

手代木 花野(長女)

宮城県出身。日本女子体育大学卒業。CIのテクニックを基盤としたダンスユニットCI部副部長。'08〜'10年C.I.co.に所属しコンタクトインプロヴァイザーとして各地でパフォーマンス、ワークショップ、国際フェスティバルの開催等の活動を行う。世界中の著名なインプロヴァイザーとの共演も多数行っている。ダンサー、役者としても様々な振付家や演出家の作品に参加。また、教育現場や地域でのワークショップ、コミュニティダンスの活動にも力を入れ、年齢や職業を問わずCIのクラスを定期・不定期で行なっている。最近では、アニメの声や、番組主題歌、ラジオ体操など、声の仕事も積極的に行なっている。

福島 梓(三女)

3歳よりバレエを始めボリショイバレエ学校教授陣らに師事。橘バレエ学校入学。AMスチューデンツ、日本ジュニアバレエ合格。新国立劇場バレエ団の子役等で出演。埼玉全国舞踊コンクール朝日新聞賞受賞。桐朋学園芸術短期大学専攻科演劇専攻修了。現在はフリーの俳優・ダンサーとしてNODA・MAP作品、福田善之作品、スズキ拓朗作品、TV-CM、アーティストのPV等、様々なジャンルで活動。Azusa Ballet Classバレエ講師。自身で立ち上げた声×身体×音楽【あそぼ企画】でも創作活動を続けている。

甲斐 美奈寿(次女)

埼玉県立芸術総合高校舞台芸術科舞踊専攻卒業。舞台芸術の学校(P.A.I.)に3年在籍。2016年よりフリーのダンサーとして活動している。森下スタンドのメンバー。主な出演作品は、小池博史ブリッジプロジェクト、森下真樹、ピチェ・クランチェン、砂と水玉、すこやかクラブ等。踊りや歌などを取り入れたジャンルにとらわれない表現を目指している。

スタッフ

演出・脚本

小池博史

音楽

松本淳一

照明

上川真由美

小道具

森聖一郎

衣装

田村香織

舞台監督

中原和樹

演出助手

荒木亜矢子

公演情報

2019年10月26日 鹿児島県肝付町 肝付町文化センター
2019年10月30日 鹿児島県与論町 砂美知良館

再演履歴

2019年5月16・17日 三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京/日本)
2019年5月11・12日 上海戯劇学院(上海/中国)※Modern Drama Valleyにて初演