Soul of ODYSSEY【東京公演】
火の鳥プロジェクト / 2025
【 公演場所 】
東京/世田谷区
ザ・スズナリ
【 公演日時 】
2025年2月22日(土)〜28日(金)
2月22日(土) 18:00
2月23日(日) 14:00 ★小池博史×Lee Swee Keong(舞踏、俳優)
2月24日(月) 14:00 ★小池博史×Santosh Logandran(作曲家、音楽監督、アーティスト)
2月25日(火) 19:00 ★小池博史×今井尋也(能役者、小鼓演奏家)× 西川壱弥(日本舞踊家)
2月26日(水) 14:00/19:00
2月27日(木) 19:00
2月28日(金) 14:00
※ ★はアフタートークイベント

【火の鳥プロジェクト第2章】
2023年マレーシアでの公演に新たな演出を施し、再構築した「Soul of ODYSSEY」。
日本人9名、マレーシア人5名、総勢14名のキャストと音楽家を迎え、新たな「オデュッセウスの旅」を描く。演劇や舞踊表現に加え、能や日本舞踊、和太鼓、雅楽などの日本の古典要素、そして、マレーシアの伝統舞踊や音楽など多彩な表現形式を織り交ぜ、言語・身体・音・映像・美術・光を融合させた、ダイナミックな総合芸術作品。
世界三大叙事詩『オデュッセイア』(紀元前 8世紀 ホメーロス/ギリシャ)を題材に「疑心暗鬼」や死への恐怖、生きることの苦悩を問いかけた。欲望、苦悩が交錯し死が積み重なっていくが、その「再生」に向けたプロセスを人間に欠かせない性として描く。
本作は、2022年に始動した4カ年の国際共同制作企画「火の鳥プロジェクト」の第2章にあたる。混沌から調和、再生へと進む「火の鳥プロジェクト」において、本作はオデュッセウスの壮大な旅を通じて、生の苦悩や死の観念、人間の欲望を深く描写し、魂の探求と人間の営みの深遠さを表現した。

▼あらすじ
トロイア戦争の英雄・オデュッセウス王は、終戦後に海神・ポセイドンの怒りを買ったことで10年間もの間帰国を阻まれていた。荒れ狂う海、一つ目の巨人・ポリュペロスや魔女キルケー、妖艶なカリュプソーに翻弄され、仲間を失いながらも一人生き延びる。
一方、故郷イタケーでは夫の帰還を信じ待ち続ける王妃ペネロペと王子テレマコス。求婚者たちの横暴に宮廷は荒れ果て、苦しんでいた。試練を乗り越え帰国したオデュッセウスは宮廷に潜入し、テレマコスと協力し求婚者たちを討ち滅ぼす。
王妃との再会、そして血塗られた復讐の果てに見るものとはーー。



▼出演者
作・演出・構成・振付:小池博史
出演:
リー・スイキョン / Lee Swee Keong(マレーシア)
今井尋也
池野拓哉
櫻井麻樹
森ようこ
セン・スーミン / Seng Soo Ming(マレーシア)
長谷川暢
西川壱弥
津山舞花
ティン・ラマン / Tin Raman(マレーシア)
アドラン・サイリン / Adlan Sairin(マレーシア)
大城海輝
音楽:
サントシュ・ロガンドラン / Santosh Logandran(マレーシア)
太田豊
美術:山上渡
映像:ジェイ・チヤ / JAY CHEAH・岸本智也
衣装:浜井弘治
小道具:森聖一郎
▼スタッフ・主催・協賛
照明:富山貴之
音響:深澤秀一
メイク:長潟優祈
舞台監督:河内崇、中井尋央
撮影・編集:白尾一博
宣伝美術:梅村昇史
字幕オペレーター:加藤貫太郎
制作:穂坂裕美、黒田麻理恵、中谷萌、栁澤梨夏、櫻井莉紗
主催:株式会社サイ、特定非営利活動法人ブリッジフォージアーツアンドエデュケーション
共催:株式会社黒山社中、ライフアートユニオン、EARTH+GALLERY
協賛:蓑田秀策
協力:Kuala Lumpur Shakespeare Players、株式会社長谷萬、株式会社ジョイント工業、公益財団法人セゾン文化財団
助成:文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
後援:外務省、駐日マレーシア大使館
第35回下北沢演劇祭参加団体
本事業の鑑賞サポートは、「東京文化戦略 2030」の取組 「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョ一」の一環でアーツカウンシル東京が助成しています。


